2015年12月04日

ケビン・デュラントの殿堂入りA 式典の様子


OKCからこんにちは。
YOKOです。

前回の記事では、KDがオクラホマ州の殿堂入りを果たした経緯などを、本人のコメント入りでまとめましたが、今回はその式典の様子を紹介しようと思います。

式典は、2015年11月19日、オクラホマ州のタルサで行われました。

まずは会場入りするKDの様子から。


KDの晴れ姿、なかなか決まっていてカッコイイですね


さて、オクラホマ州の殿堂入りの式典では、受賞者は自分のプレゼンターを自ら選ぶことができるんですね。そして6月に殿堂入りが決まると、KDは迷うことなく自分のプレゼンターにラスを選んでいるのです。

そのことについて「そんなの簡単だったよ。」とKD。

「誰よりも自分と一緒にいて、俺のことを何から何まで知っているのはラスだから。この特別な夜をただラスとシェアしたいと思ったんだ。」

ラスとKDはサンダーで8年目のシーズンを迎え、NBAで最強のデュオと言われるほどに成長しました。そしてそれ以上に、固い友情で結ばれていることがこのKDの発言からも伝わります。

一方ラスは、KDが自分をプレゼンターに選んだことについて「俺たちがブラザーだってことの証さ。」と語ります。

「俺とケビンは、共に成長してきた人生の友なんだ。今ではどんな時もお互いに何でも話せるような、そういう関係になれてると思うよ。」

KD&Russ.jpg
お互いを尊敬し、お互いを大切な友と認め合う二人は式典でも笑顔が絶えません。
それを見る私の顔からも笑顔が絶えません(笑)

式典会場には、プレゼンターのラスはもちろん、KDの家族や、サンダーのチェアマンのベネット氏、サム・プレスティGMを始めとする球団関係者、チームメイトが顔を揃え、KDの栄誉を共に讃え、喜んでいたようです。


さらにそこには、「コートの内外におけるケビンの功績を讃えるイベントに出席しないわけにはいかないから」とNBAのコミッショナーであるアダム・シルバー氏も駆けつけていました。

和やかな会場の様子やアダム・シルバー氏のコメント等の映像はこちらのリンクをクリック

会食の後、今年殿堂入りすることになった方々が順番にステージに上がり授与式は進んでいきます。

そしてKDの番がやってくると、まずはプレゼンターのラスがステージ袖からマイクの前へと進み、簡単なスピーチをしました。
ラスのスピーチの映像はこちらのリンクをクリック

私のチームメイトであり、友人である、ケビン・デュラントに栄誉を授ける役として、今夜この場にいられることに大変恐縮しています。ケビンは単に素晴らしいバスケットボールプレイヤーなだけでなく、信じられないほど素晴らしい人です。彼と私はこの8年、共に成長し、最高のチームメイトかつ友達となりました。オクラホマに対するケビンの愛情とコミュニティへの継続的な貢献は他に類をみません。その一番の証拠と言えるのが、2年前オクラホマシティとムーアが壊滅的な竜巻被害にあった時でしょう。ケビンは真っ先に飛行機に乗ってオクラホマシティに戻り、どうしたら手助けができるか考え、一生懸命に尽くしました。その行動からもケビンの為人(ひととなり)がわかります。

ケビンのこのコミュニティに対する情熱、この州に対する情熱、組織に対する情熱は比べものにならないほどです。彼と私は8年以上友達ですが、私には彼が人として成長しているのがわかります。そして私がより良い人間になるように、そしてより良いプレイヤーになるようにと、彼はコートの内外で本当に私を助けてくれています。そのことをとても感謝していますし、だからこそ彼を愛しています。今夜こうして彼に栄誉を授けられることを嬉しく、そして大変光栄に思います。


こういう場に慣れていないのか、やや緊張しているように見えたラスですが、無事にスピーチを終えて最後にKDの名前を紹介すると、それを受けてKDがステージ中央からやってきて、ラスがメダルを授与します。


この時の二人のやり取りや表情を見ていると、微笑ましくてニヤニヤしてしまいます。結局ずっとニヤけてます(笑)

そして、KDのスピーチが始まります。
KDのスピーチの映像はこちらのリンクをクリック
スピーチの英文はこちら

ラッセル、たくさんの温かい言葉をありがとう。ひとつ話をしたいと思います。(オクラホマにチームが移るという)知らせを初めて聞いた時、皮肉なことに私はテキサス大学のキャンパスにいました。(テキサス大とライバル関係のオクラホマ大学のある)オクラホマに移り住むということについて、どう考えればよいかわかりませんでしたが、偏見を持たずに行こうと思いました。ここに移ってきて空港に到着した時、そこには誰もいませんでした。ホテルに向かう道中では、通りにも誰もいませんでした。スキルヴィンヒルトンホテルに滞在して数日後には、このホテルにはお化けが出ると言われました。それで思ったのです。これは辛いスタートだなと。

でも時が経つにつれ、私は次第にオクラホマ民のコアバリュー(本質的価値観)を理解し始めました。勤勉さ、回復力(立ち直る力)、謙虚さ、根気強さを。それによって私は人として成長し、バスケットボール選手としても成長しました。良い時も悪い時も、素晴らしい試合の時もダメな試合の時も、私を支えてくれた、チームメイトやコーチ、球団関係者、全ての皆さんに感謝しかありません。皆さんのお名前を全て挙げたいのですがその時間はありません。皆さんがいなかったら、私が今このステージにいなかったでしょう。愛しています、ママも、兄弟も、家族みんなを。以前(MVP受賞時に)私がステージ上にいた時は皆も同じステージにいてくれましたが、このステージは狭すぎてオクラホマの人全てを乗せることができません。なので、代わりに皆さんが私や私たち家族を愛してくれることに感謝の意を伝えます。本当に素晴らしいことです。メリーランドから来た少年が、オクラホマ州の殿堂入りをするのですから。夢は本当に叶うのです。皆さんに感謝します。本当にありがとうございます。そして、来年はラッセル・ウェストブルックの殿堂入りでここにいられたらと思っています。


"ステージに皆を上げたいけど、オクラホマの人全員を乗せることができない"

その言葉に私がうるっと来たのは言うまでもありません。

そして最後の最後の一言。

"来年はラッセル・ウェストブルックの殿堂入りでここにいられたら…"

ラスが殿堂入りしたらそれ自体も素敵なことですが、来年のその日が来てそこにKDがいてくれたら、と考えないサンダーファンがいるでしょうか。

このままKDがOKCに残って、ラスが来年の殿堂入りを果たして、今度はKDがプレゼンターとなって、なんて、そんなことが起きたら最高です。

リップサービスだとしても、KD、もしかして残ってくれるのかなと期待させる一言で夢が広がります。

実際に本気でKDに残ってもらうためには、今のサンダーの状況はとても厳しいと思います。勝ってもどこか腑に落ちない試合内容。決め切れず、勝てるはずの試合を落とす。サンダーは強い!と自信を持って大きな声で言えなくなってきてしまった今日この頃…。

かといってもちろん諦めてはいません。まだ82試合中18試合。KDがこのチームに残りたい!と思ってくれるように、きっと少しずつ成長していってくれるはず…!そんな期待もあります。

KDとオクラホマの相性は本当にいいと思うんです。
相性がバッチリな理由を聞かれて、KDママがこんなことを言ってるんですよ。

私が思うに、ケビンとオクラホマ州は同じ気質を持っているからじゃないかしら。心が広くて、控えめで、愛情深くて、親切で、穏やかで。だからお互いをこんなに簡単に受け入れることができるんだと思うの。私にはぴったり一致しているように見える。同じ鼓動なのね。ケビンとオクラホマのことについては私は本当にそう思っているわ。



こんなお墨付きをもらえれば、後はやっぱりチームの問題だけ!?

ここから調子を上げていってもらえるように、KDとラス以外の選手に、そしてビリー・ドノバンにもっと頑張ってもらうしかありません。

そして私たちファンは、素晴らしい試合の時もダメダメな試合の時も、サンダーを支え、サンダーを信じて応援するしかありません。

KDとラスのデュオが来シーズンもサンダーで見れることを夢見て、これからも皆で応援頑張っていきたいですね。


参考記事:
'Overwhelmed' Kevin Durant inducted into Oklahoma Hall of Fame by Royce Young
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