2016年09月12日

オフの決断C 〜ラスの決断・O HAPPY DAY〜


引き続き、『オフの決断』シリーズです。

サンダーとの契約延長を決めたラスの決断がどれほど嬉しかったか、それが一番わかるのは、やはり2016年8月4日を『ラッセル・ウェストブルックの日』としたことに表れていると私は思っています。

もしもラスが来年契約更新をしていたら、その日はラッセルの日にはならなかったでしょう。もしもKDがあの日に契約を更新していても、その日がケビン・デュラントの日になることはなかったでしょう。

あれは、KDの移籍でとことん傷付き、落胆し、絶望し、一体何を信じたらいいのかわからなくなるほどのどん底にいたオクラホマ民を、ラスが救ってくれたことが本当に嬉しかったからこその宣言なのです。彼がオクラホマの状況を目の当たりにし、自分の決断がどういう意味を持つのか、その重さを理解した上で、決して楽ではない道を選んでくれたことに対するオクラホマ民の感謝の気持ちの表れなのです。

ラスがフランチャイズプレイヤーとしてサンダーにずっといるかどうかは別として、あの日のあの決断は、オクラホマ民にとってそれだけの意味のあるものだったのです。

今回は、その嬉しいあの日のことについて、The Oklahomanの記者であるBerry Tramel氏が書いた記事を紹介します。いつもはちょっと斜に構えたような辛口な記事を書くTramel氏ですが、この記事ではオクラホマ民の想いがとてもシンプルに書かれています。
続きを読む

オフの決断B 〜KDの決断からラスの決断へ〜


OKCからこんばんは。
YOKOです。

このオフの一大事について書き始めて、少しずつ自分の中でもやもやとしていたものが整理されていく気がしています。気がするだけで、まだ回復しきれていない可能性は高いけれど、いつかこのオフのことを笑って振り返られる日が来ると信じて、続けようと思います。

ここまでの『オフの決断』シリーズ。

@ 〜KDの決断・私の気持ち〜
A 〜KDの決断・一体何が変わったか〜

前回紹介したRoyce Youngの記事を読んで、KDが決断に至るまでの様子が、様々な角度から伝わったかと思います。特に、サンダーがどう動いていたか、現地サンダーファンがどう考えていたか、そしてあの決断によってオクラホマが受けたダメージがどれほどのものだったか。

出て行くはずがないと思っていたKDが出て行ったことは、サンダーにとっても相当辛い結果だったと思います。これまでの全ての積み重ねが目の前で崩れていったのですから。そしてサンダーの次の動きは、ラスを中心にチームを組み立て直すことに向かいます。そのために重要なことは、ラスに長期的コミットメントを約束してもらうことでした。

今回は、あの決断から3週間後に書かれたRoyce Youngの記事を一部引用しながら、あの微妙な時期からラスの決断までのことを振り返ります。

続きを読む